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モリンガが家庭に届くまで

モリンガは殺菌により安心安全な食品として品質規格が証明されている

乾燥させるモリンガ

モリンガは、どのように殺菌処理をしているのでしょうか。本記事では、ワダツミ農園株式会社による原料規格書に書かれた内容をもとに殺菌処理の状態を考察します。モリンガの殺菌状況について知りたい方は、ぜひ読み進めてください。

モリンガの品質規格における異物のない状態

※データ提供:ワダツミ農園株式会社

モリンガは、目視チェックにより異物のない状態で加工を進めます。その上で殺菌処理が施されます。品質規格における異物のない状態で加工が行われるイメージです。

モリンガの品質を保持するために、殺菌処理が施されます。モリンガ農家のワダツミ農園株式会社では、モリンガ乾燥チップ(乾燥後粉砕したモリンガ)の原料規格書に、一般生菌数と大腸菌の検査結果を表記しています。

モリンガの乾燥についてはこちらの記事で詳しく解説しています。

一般生菌数とは

一般生菌数は、食品の微生物汚染の状態を示す一般的な指標のことです。一般生菌数として扱う細菌は、特定の条件下で発育する中温性菌数や好気性菌数、通性嫌気性菌数などが含まれています。

※出典:株式会社東邦微生物病研究所「一般生菌数の概念図」

中温性

ちなみに、食中毒になる細菌は中温性の温度帯で育つとのことです。具体的には25°C〜37℃の範囲と言及されています。

※出典:HACCP関連情報データベース-食品産業センター「食中毒細菌」

好気性

好気性の細菌は、空気中の酸素からエネルギーを得ている点が特徴です。つまり、酸素のない環境では育たない細菌だと言えるでしょう。

※出典:ATOMICA「好気性細菌」

通期嫌気性

通性嫌気性の細菌は、酸素の有無に関係なく育つ環境に影響しない細菌とのことです。好気性の細菌は、酸素を必要とします。好気性とは正反対の嫌気性の細菌は、酸素のない環境で育つ性質があります。通性嫌気性の細菌は、どちらの要素も備えた中立的な特徴のある細菌です。

※出典:腸内細菌学会「嫌気性菌とはどんなものですか?|よくある質問」

モリンガの一般生菌数は規定以内

モリンガの一般生菌数は、標準寒天培地培養法による検査により、5.6×10²/gと公表されています。5.6×10²は、計算すると560gです。一般生菌数の規格基準値は、次のように示されています。

  • 粉末清涼飲料:3,000g以下
  • 未殺菌液卵(鶏卵):1,000,000g以下
  • 洋生菓子:100,000g以下

モリンガの一般生菌数は、グラム(g)で示されている食品基準値よりも低い検査結果となっています。

※出典:株式会社食環境衛生研究所「一般生菌数」

モリンガは検査をパスして安全安心して摂取できるスーパーフード

モリンガは、さらにEC培地発酵菅法の検査を経て、大腸菌について陰性という結果を公表しています。このように、モリンガは検査により安心安全に摂取できる食品という点を原料規格書で証明しています。

栄養素が豊富なスーパーフードという魅力だけではなく、安全性の高さも証明された食品ですね。

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