スーパーフードのモリンガ|その由来と評価についてサクッと紹介

モリンガは、一般社団法人日本スーパーフード協会(以下JSA)が推奨するスーパーフード品目として評価されています。そもそもスーパーフードとは何か?由来やモリンガの評価などを紹介します。
スーパーフードの由来

1980年代頃のアメリカやカナダで食による健康促進を目的に、いわゆるヘルシーな食品を使った食事療法が注目されました。カラダに吸収させたい栄養分が豊富な食品のことをスーパーフードと呼ぶようになっています。
スーパーフードという言葉は、アメリカの医師スティ-ブン・G・プラット氏の著書によりスーパーフードを「栄養分が豊富な低カロリー食品」という位置付けで定義したことが始まりといわれています。
スーパーフードとして認められた基準

スーパーフードの品目として評価されるには、次の基準をクリアしなければなりません。
- 食品としての食歴が長いこと
- 何世紀にも渡り人々の健康に寄与してきたこと
- 人体に及ぼす可能性がある問題が解明されていること
- 人体に及ぼす問題の解明に対して安全性に不安なく食べられること
- その安全性に信頼がおけること
- スーパーフード発祥のアメリカでスーパーフードとして認知・評価されていること
※出典:一般社団法人 日本スーパーフード協会「スーパーフードとは」
モリンガがスーパーフードの品目として仲間入りできた裏側には、このような厳しい基準を通過したいきさつがあったのです。
モリンガと一緒に評価されているスーパーフード

※画像引用元:一般社団法人 日本スーパーフード協会「スーパーフード推奨品目」
モリンガと一緒にJSAで公表しているスーパーフード推奨品目は、次の通りです。
- ノニ
- ルクマ
- 生はちみつ
- ピタヤ
- ビーポーレン
- モリンガ
- アロエベラ
- シーバックソーン
- ウコン
- タイガーナッツ
- ケール
- アマニ
- アセロラ
- エゴマ
- マキベリー
- サチャインチ
- ゴールデンベリー
- アボカド
- マルベリー
- ビーツ
- ヤーコン
- アーモンド
- メスキート
- クルミ
ここで紹介したスーパーフード以外に、プライマリースーパーフード10や雑穀スーパーフードなどがあります。モリンガは、スーパーフードとして推奨品目に入っています。
また、スーパーフード品目の公表は、2020年10月時点のものです。変更があれば、品目の更新が考えられます。
モリンガの評価が続いている状況

モリンガは、2020年10月以降も変更がなくスーパーフードとしての評価が続いている状況です。インド原産の長い歴史を経た食品だからこそ、スーパーフードとしての評価が考えられます。
その栄養分は、JSA以外でも評価されています。一般社団法人国際フード協会では、モリンガについて豊富な食物繊維を含んでいると伝えていました。
食物繊維:レタス1倍・モリンガ20倍
※出典:一般社団法人 国際フード協会「奇跡の植物の異名を持つモリンガ」
モリンガのスーパーフードとしての認知度

※画像出典:PRTIMES
当ブログを運営する株式会社ROOKIEでは、国内に住む20代〜60代の女性を対象にアンケートを行いました。モリンガのスーパーフード(プライマリーも含めた全品目を対象)としての認知度調査です。
アンケート実施期間は、2024年2月20日(火)から7日間で行いました。その結果、次の調査結果が出ました。
- スーパーフード接取経験者の割合:全体の31%
- スーパーフードを認知している人の割合:全体の56%
- モリンガを認知している割合:全体の18%
- モリンガを知らない人の割合:全体の65%
スーパーフードとして評価されるモリンガの認知度も上がる?

モリンガは、亜熱帯性の地域で育つ植物です。そのため、国内全域を対象にしたアンケートでは、認知度が低い結果となりました。ただし、評価基準の厳しいスーパーフードとして認定されている食品ということは間違いありません。
モリンガは、今後の認知度の向上が考えられるでしょう。