モリンガを朝食で摂るメリットとは?続けやすいメニューなど紹介!

奇跡の木とも呼ばれる、スーパーフードのモリンガは、栄養素が豊富なオーガニック食品です。そんなモリンガを朝食で摂取するメリットは、何でしょうか。
この記事では、モリンガを朝食で摂るメリットについて管理栄養士の見解で解説します。モリンガの摂取を続けやすくする朝食メニューも紹介するので役立ててください。
モリンガを朝食に摂取するメリット

モリンガは、栄養素がバランス良く豊富に含まれている食品です。そのため、食事として日常生活に取り入れることは十分考えられます。
モリンガを使った朝食メニューは、忙しい朝のスタート時にピッタリな栄養補給になるでしょう。
例えば、パンだけで済ます朝食を続けている人は、モリンガをスムージとして野菜ジュースのような感覚で摂取するだけで、不足しがちな栄養を補給することができます。モリンガは、食物繊維
やたんぱく質(アミノ酸)、ビタミン、ミネラルなどをバランス良く摂取できる点が、手軽な朝食の栄養補給としても有効です。
朝食にモリンガを取り入れることは、時間がとれない女性たちにとって、「ちょっとした工夫でしっかりケアできる、自分に優しい習慣づくり」につながります。
モリンガを摂取するタイミング

基本的に、モリンガは朝昼晩・間食など、いつでも活用できる食品です。前述したとおり、忙しい朝の栄養価アップに役立ちます。パウダータイプのモリンガであれば、仕事や外出時に持ち出して、野菜不足になりがちなランチにプラスするのもおすすめです。
また、食事が摂れず次の食事まで時間が空いてしまう場合にも、モリンガを自身に合った形で取り入れるのに良いタイミングであると考えられます。
空腹の時間が長くなると、食後の血糖値が急上昇しやすく、インスリンが過剰分泌されて脂肪として蓄積しやすくなります。食事が摂れなかったり、空腹時間が長くなってしまったりする際は、間食・捕食としてもモリンガ(パウダータイプ)の活用がおすすめです。
さらに、仕事で帰りが遅くなってしまった時の夜食にプラスする場合、モリンガは少量でも満足感がアップするため効果的です。
モリンガはスムージーとスープどちらが飲みやすいか

モリンガは、特有の風味のクセがあります。そのため、他の食材との相性で飲みやすくなるでしょう。個人的には「スープよりスムージーのほうが飲みやすい」と感じます。
※ここではモリンガの葉粉末や生葉をイメージ
スムージーは、バナナやリンゴ、豆乳、きなこなどと組み合わせることで、モリンガ独特の青臭さがかなり抑えられます。モリンガ初心者でも取り入れやすく続けやすい方法だと思います。
スープの場合は、具だくさんにすることでモリンガの独特な風味が和らぎますが、味付け(コンソメ・味噌・和風だし・中華だし、シチューなど)や好み次第で調整が必要です。
モリンガパウダーを使った朝食に最適なメニュー

ここでは、モリンガパウダーを使用した朝食のメニューを紹介します。「フレンチトースト+サラダ」のメニューです。
<モリンガ入りフレンチトースト>
【材料(1人分)】
- 食パン(全粒粉やライ麦パンでもOK)…1枚(6枚切り程度)
- 卵…1個
- 牛乳または無調整豆乳…100ml
- モリンガパウダー…小さじ1/3〜1/2(お好みで)
- はちみつ…適量
- バニラエッセンス…少々
- バター…適量(焼き用)
※トッピング例:バナナ、ナッツ、ヨーグルト、きなこ、シナモンなど
【作り方】
- ボウルに卵・牛乳・モリンガパウダー・はちみつ・バニラエッセンスを入れてよく混ぜる
- 1の工程のものに食パンを両面しっかり浸す
- フライパンにバターを熱し、中火で両面をじっくり焼く(片面約2〜3分ずつ)
- 焼き上がったら、お好みでバナナやナッツ、ヨーグルトをトッピングして完成
<モリンガドレッシングのグリーンサラダ>
【材料(サラダ2人分)】
- ベビーリーフ…1袋
- トマト…1個
- アボカド…1/2個
- 蒸し大豆…50g
- お好みで粉チーズ…少々
【材料(モリンガドレッシング2人分)】
- オリーブオイル…大さじ1
- 酢…大さじ1
- モリンガパウダー…小さじ1/3~1/2
- はちみつ…小さじ1
- 塩…ひとつまみ
- 黒こしょう…適量
【作り方】
- サラダの具材は食べやすく切り、ボウルに入れて軽く混ぜる
- ドレッシングの材料をすべて混ぜ合わせる
- 食べる直前にドレッシングをかけ、粉チーズをふりかけて完成
【ポイント】
カラダのスイッチをいれる朝食には、炭水化物・脂質・たんぱく質などを含む食材を組み合わせて食べるのがおすすめです。モリンガパウダーを加えることでさらに栄養がプラスされ、全体バランスが整います。
トッピングにフルーツやナッツの自然な風味で補うことで、満足感がありつつヘルシーな朝食に仕上がります。ぜひ試してみてくださいね。
記事監修者
管理栄養士・食生活アドバイザー・栄養教諭 | 保育園栄養士として食育や献立作成・離乳食・アレルギー対応等を経験。独立後は、個別食事指導や記事監修/執筆をはじめ、セミナー講師・メニュー開発・フード撮影等、幅広く活動中。 |