お金の勉強#1(教養としての投資)
こんにちは。株式会社ROOKIE 代表取締役の山内です。
私達が掲げる「副業」に取り組む意義として、「会社外でもっと色々な情報に触れ、視野を拡げよう」というのがある。
その一つとして、私自身も不足してしまっていた「お金」の知識について、自分の勉強したものをシェアしていこうと思う。
「投資」は、最近でこそ、NISAだ何だと世間が注目し、少しずつ身近なものになってきたが、日本人にとってはまだまだ馴染みが薄いものだと思っている。もしかすると、大企業社員は、生活に必要十分な給料をもらい、毎月消費した分の残りが自然と貯まっていく、ということで、ますます必要性を感じにくいのかもしれない。
ところで、いきなり「お金の勉強」というと、身構える方も多くいらっしゃると思うので、手法ではなく、心構えからいきたい。
まずはなぜ「お金の知識」をつけた方が良いか、の参考にしてもらいたい。
出典:奥野一成「ビジネスエリートになるための教養としての投資」、ダイヤモンド社、2020年
【心構え】
「資本主義社会において、ビジネスをやる人間は『投資家の思想』を持つべき」
実は、ビジネスも投資も似ている。
仮説構築、検証を繰り返し、参入障壁を考え続けること、その目線に立つことが非常に大事。
「労働者1.0→2.0へ脱皮せよ」
労働者1.0は「自分の時間を切り売りしてお金を稼ぐ」段階。
この段階は、仕事に対する姿勢も受動的で指示待ち、関心事も自分の身の回りで起きたことばかり。
結果、身に備わる能力も、自分が今、職場で求められているものに限定されがち。
まずは2.0にマインドセットを変えよう。
労働者2.0は「働かされている⇒私が働いている、という精神的な自立を果たした」段階。
投資家思想のスタートはまずはここから。
投資は「脳に汗をかきながら働くこと」であり、額に汗かく労働と何も変わらない。
「自分以外の誰かに働いてもらうこと」と理解すれば良い。
これが人生100年時代に必要なマインド、今までみたいに自分の労働を切り崩して生きられた時代ではなくなってきている。